うなぎ屋の開店1か月前からの準備
直前期にやることを時系列で整理【2026年版】
物件が決まり、工事が始まると、開業は一気に現実味を帯びます。しかしこの直前1か月の段取りを誤ると、開店してから苦しむことになります。特に多いのが「工事の完成を待ってから告知を始め、開店直後に客が来ない」というパターンです。本記事では、開店1か月前から当日までにやるべきことを時系列で整理します。
目次
1. 開店1か月前:許認可と仕入れの確定 2. 開店3週間前:告知を始める 3. 開店2週間前:オペレーションの訓練 4. 開店1週間前:最終確認 5. 開店後1か月にやること 6. 猫家FCの開業サポート 7. よくある質問(FAQ)開店1か月前:許認可と仕入れの確定
保健所の営業許可
飲食店の営業には保健所の営業許可が必要です。施設の完成後に検査を受ける流れになるため、工事のスケジュールと連動します。申請から許可までの期間は地域によって異なるため、早めに保健所へ相談してください。
食品衛生責任者の確保
営業には食品衛生責任者を置く必要があります。講習の日程には限りがあるため、直前に慌てないよう早めに受講しておくべき項目です。必要な手続きはうなぎの資格・免許ガイドをご覧ください。
仕入れの最終確定
初回の発注量と納品日を確定させます。開店直後の売上は読みにくいため、量は保守的に設定し、追加発注できる体制を確保しておくのが安全です。
その他の届出
- 税務署への開業届(青色申告承認申請書も同時に検討)
- 従業員を雇う場合の各種手続き
- 火災保険・賠償責任保険などの加入手配
開店3週間前:告知を始める
ここが最も重要なポイントです。多くの人は工事完了を待って告知を始めますが、それでは遅すぎます。
なぜ早く始めるのか
認知は時間をかけて広がるものです。開店当日に告知を始めても、その日に来る客はいません。工事期間中から情報を出すことで、開店日に「知っている人」を作れます。
この時期にやること
- Googleビジネスプロフィールの登録:検索されたときに表示される状態をつくる
- LINE公式アカウントの開設:来店客をつなぎとめる導線を先に用意する
- 工事中の店頭に告知を出す:「◯月◯日オープン うなぎ専門店」だけでも効果がある
- 近隣への挨拶:特に匂いと煙が出る業態のため、事前の関係づくりは重要
工事中の店頭は最高の広告
毎日その前を通る人が「何ができるんだろう」と気にしている時期です。何屋がいつ開くのかを掲示するだけで、開店前から認知が始まります。
開店2週間前:オペレーションの訓練
実際の手順を通しで確認する
設備が入ったら、仕込みから提供までを実際に通してみることが必要です。頭で分かっていることと、実際に動けることは別です。
確認すべきポイント
| 確認項目 | 見るべきこと |
|---|---|
| 調理時間 | 1本あたり何分かかるか。ピーク時に何本さばけるか |
| 動線 | 調理・包装・受け渡しの流れに無駄がないか |
| 設備の稼働 | 焼き台・冷蔵庫・換気が想定どおり動くか |
| レジ・決済 | 会計の流れと、キャッシュレス決済の動作確認 |
| 容器・包装 | 商品に合っているか。作業しやすいか |
焼きの処理能力を把握する
うなぎ屋では焼きの処理能力が売上の上限を決めます。1時間に何本焼けるかを事前に把握しておかないと、繁忙時に破綻します。
記録の仕組みを準備する
販売数・廃棄・温度管理の記録は、開店初日から始めるべきです。後から始めようとすると、結局始まりません。
開店1週間前:最終確認
- 営業許可証の受領:許可なく営業はできない
- 釣銭の準備:意外と見落とされる。初日の会計で困る
- 備品の最終チェック:包装資材・清掃用品・消耗品の在庫
- 営業時間の最終決定と掲示:Googleビジネスプロフィールにも反映
- 初日の人員配置:想定より客が来た場合・来なかった場合の両方を想定
- 近隣への最終挨拶:開店日と営業時間を伝えておく
初日は「多め」でも「少なめ」でもリスク
仕入れ量の判断が最も難しいのが初日です。売り切れれば機会損失、余れば高単価食材の廃棄——どちらに振れても痛手です。可能であれば事前予約を受け、確定した数量を土台にしてください。
完璧を目指さない
開店初日にすべてを完璧にすることは不可能です。安全(衛生・火気)と、許認可だけは絶対に落とさない——それ以外は走りながら改善する、という割り切りが現実的です。
開店後1か月にやること
数字を取り始める
日別の販売数・原価率・廃棄量・現金残高を記録します。この最初の1か月のデータが、その後の仕入れ計画と経営判断の土台になります。
オペレーションを調整する
実際に営業してみると、想定と違う点が必ず出ます。動線・仕込み量・営業時間を実績に合わせて調整してください。
来店客を次につなげる
開店直後の客は最も貴重な見込みリピーターです。LINE登録などの導線を必ず用意し、次の来店につなげてください。開業1年目の詳細はうなぎ屋開業1年目に起きることをご覧ください。
猫家FCの開業サポート
開業準備はやるべきことが同時並行で進むため、初めての方には負荷の高い期間です。
物件選定・内装・設備導入のサポート
本部が物件選定から設備導入までをサポートします。工事のスケジュールと許認可の連動といった、見落としやすい実務の段取りを一人で背負う必要がありません。
研修で必要な技術を習得できる
調理オペレーションが標準化されているため、習得すべき範囲が明確です。開店直前に「まだ焼けない」という事態を避けられます。
仕入れルートが確保されている
開業時に個人で仕入れ先を開拓する必要がありません。本部の仕入れルートを利用できるため、初回発注から安定した調達が可能です。
まずは、あなたの地域で出店できるか確認しませんか?
猫家FCは地域1店舗限定。
気になる地域の空き状況は、早い者勝ちです。まずはお気軽にご確認ください。